キャリアとは、仕事のみならず人生の役割全体をいいます。
人生のステージや環境において、役割が変わっていくのがキャリアです。
メディアなどでは、あたかもロールモデルが一つであるかのように固定化された「キャリアの成功」が謳われますが、これはメディアの立場でのマーケティング戦略の一貫ですから、致し方のない状況かも知れません。
但し、現実社会で生き抜くためには、メディアが謳う「キャリアの成功」を鵜呑みにするのではなく、自分らしいキャリアを見出していく必要があります。
自分に相応しい生き方やキャリアを知り、理想を実現するために真っ当な努力を継続していく必要があります。
では、どうすればよいのか?
以下の3つのステップを習慣化することをおすすめいたします。
①自分らしい人生・キャリアを常に考える
自分にとっての理想的なライフスタイル、仕事、大切な価値観、成長、それらを維持するために必要なお金、など自分なりの視点でキーワードをランダムに吐き出してから、整理していくのも良いかと思います。
(常に意識することによって、自分に必要な情報に敏感になることができます)
②自分にとって有益な情報やヒントを集め、計画に落とし込む
方向性がある程度明確になることによって、その方向に少しでも進むために有益な情報、人脈、ヒントに敏感になることができます。受身ではなく、自分を向上するヒントとなる情報を積極的に集めていくことも大切です。
また、計画については細かな計画ではなく、3ステップくらいの大まかなイメージを作っていくことが大切です。
例)経営幹部を目指したい
①ビジネス実績:ビジネスの基本的なスキルを網羅し、実務での高い実績を作ろう
②MBA取得:経営に特化した知識を体系的に学ぼう
③経営者人脈:実際に活躍している経営者から学ぼう
こういった大まかなステップを決めつつ、細部については肌感覚で動いていくことが動機を維持し続けるポイントです。
(また、環境が変わったり、実際にやってみて自分に合わない手法はどんどん変えていくことが大切です)
③実行!実行!実行!
上記の2ステップを繰り返しながら、行動習慣化していくことです。
自分の理想的な人生・キャリアに相応しい環境を自ら作る努力をし、相応しい学び、相応しい人脈、相応しい日々の行動習慣をじっくりと構築していくことです。
また、これらを継続し「日々、自分は成長している」という成長実感を喜びに変え、良いループを作っていくことが大切です。
(時には、自分に対するご褒美を設けるなど、自分の動機を客観的にマネジメントしていくことが求められます)
「貴重な自分の人生。他人の人生を生きてはならない」
日々、精進です。
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