時間感覚を研ぎ澄ます【エグゼクティブの行動習慣】目標達成の多くは時間切れによるものです。成し遂げたい物事、仕事の種類によって重要視すべき時間軸は異なります。エグゼクティブの秀でてている点の一つが、「時間感覚」です。理解しているというレベルではなく、体感で会得している時間感覚が研ぎ澄まされています。単に時間を数値で認識するのではなく、朝起きて一日が終わるまでにどれだけの行動ができるのかという点における感覚の鋭さです。スポーツ選手なども習慣により、この感覚が研ぎ澄まされているといわれています。今年も残り8週(全53週)ですが、目標の進捗はいかがでしょうか。目標達成の時間切れを防ぐためには、時間感覚を養っていくことが求められます。残り時間によって、行動習慣を変えていくことで達成の精度を...04Nov2015エグゼクティブ・コーチングNEWSエグゼクティブの行動習慣
時代は賃金格差拡大へ【キャリア成長戦略】米国を除く世界の先進国による大規模量的緩和が加速しています。資産価値を増やすチャンスとばかりに世の中は資産投資ブームですね。キャリア市場はどうでしょうか。大変残念ながら、実質賃金(物価上昇率を加味した所得)は低下圧力が増しています。もはや、株価と実質賃金は相関関係の薄い時代になりつつあります。大きな原因は、企業経営における人件費抑制傾向に拍車がかかっていること。経営戦略上の人材投資の優先度合が低下しているといっても良いかも知れません。株主至上主義がもたらす弊害として、人件費抑制の結果得た利益を自社株買いに回す経営が主流になっている点。米国の経営者の80%以上が株式報酬の時代、株主利益と経営者利益を満たす一石二鳥の施策として過去10年...03Nov2015NEWSエグゼクティブの行動習慣
高い収入を得る3つの戦略思考【キャリア成長戦略】収入を最終目的にしたキャリア設計はおすすめできません。ただ、自分らしいライフプランを実現すべく、戦略的に高い収入を得ることは重要です。ビジネスの世界では、成果を挙げたからといって平等に富の配分が行なわれる訳ではありません。残念ながら資本主義において平等という市場原理はありません。「考え方」や「行動選択」の取り方によって、生涯年収は大きく変わってきます。そのポイントが以下の3点です。①所属コミュニティーを選ぶ 業界や企業、職種によって限界利益や労働分配率はおおよそ決まっています。組織人である以上、個人の努力で変えられるものではありません。実現したいライフスタイル、キャリア、それを維持するための収入レベルを得ているコミュニティーを狙って...29Oct2015エグゼクティブ・コーチングNEWS転職ノウハウエグゼクティブの行動習慣
お金が目的の転職は?【キャリア成長戦略】お金が目的の転職。もちろん、必要条件として生活を維持するための最低限の報酬レベルを認識されることはとても重要です。ただ、お金自体を目的とする転職には、警鐘を鳴らす必要があります。お金を目的とした転職は、結果としてキャリア上失速される傾向が多く見受けられます。ある程度のレベルまでは、お金を目的としたエネルギーでも成長し続けることは可能なのですが、問題はその先です。ある一定の職務上のレイヤーを超えてからが、ビジネス・エグゼクティブの勝負所となります。管理職になったにも関わらず、人格面の不備や人間関係が上手くいかずにマネジメント職失格の烙印を押されているビジネスパーソンに見受けられるのは、「目的喪失」という状態です。報酬や地位だけを目的に...28Oct2015エグゼクティブ・コーチングNEWSエグゼクティブの行動習慣
仕事を生業として位置づけられるか【エグゼクティブの行動習慣】自己一致の状態。エグゼクティブにみられる共通項です。それは、単に仕事を収入の手段としてのみならず、仕事そのもに人生を投じる姿勢。社会貢献と仕事を通じての自己成長が一致している状態。自ら進んで自己研鑽を継続する姿勢。純粋に自分の行ないを通じて、世の中にインパクトを残したい。貢献という何らかの形を残したいと思う気持ち。そのような考えがどのようにして生まれるのか?どのようにして習慣化されるのか?個々人により概念を形成するキッカケは様々なようですが、共通していることがあります。それは、人生経験や仕事経験を通じて醸成されていった、ということです。日々、真摯に物事と向き合った結果、仕事を生業と捉える習慣を身につけられているようです。何でもいいの...27Oct2015NEWSエグゼクティブの行動習慣
選択・決断の際に役立つ2つのポイント【キャリア成長戦略】私達は1日平均で約6000回もの潜在意識下での選択を行なっているそうです。朝、ベッドからどちらの足から降りるのか、水を飲む、出かける際に右足から靴を履く、など日常の習慣も含めて1日6000回の選択が結果を形成しています。まさに、今の自分の状態はこれまでの「選択」の蓄積によって成り立っているということです。では、「選択・決断」の際にどのようなステップを踏めばいいのか?2つのポイントがあります。①目標をハッキリさせる自分の目標(ゴール)をハッキリさせておくこと。今日一日の目標でも、今週、今月、今年、数年先など、自分の尺度で目標をハッキリさせておくこと。それが、選択・決断の質を高めるための軸(判断軸)を形成していきます。例えば、目標が変わ...22Oct2015エグゼクティブ・コーチングNEWSエグゼクティブの行動習慣
企業のステージを認識する【キャリア成長戦略】企業には、成長ステージ毎に異なる性格のようなものがあります。性格とは具体的には、意思決定の主となるプロセスの特徴といったものです。意思決定プロセスが社風を形成していきます。やはり、組織規模が大きくなる(社員数や階層が増える)と、意思決定に時間を有したり、プロセスを通すための仕事が増えたりします。また、組織の成長段階によって経営資源(ヒト、モノ、カネ)の保有量が異なります。では、ビジネスパーソンがキャリアを形成する上で、意識すべきことは何でしょうか?特にリーダーシップを発揮するレイヤーの方々は、企業の成長ステージをしっかりと見極めたキャリアの選択をする必要があります。以下、3つの視点から客観的に考えていく必要があります。まずは、単純に...20Oct2015エグゼクティブ・コーチングNEWS転職ノウハウエグゼクティブの行動習慣
学習能力・学習習慣【エグゼクティブの行動習慣】エグゼクティブの特徴の一つとして、学習能力が挙げられます。これは、決して過去の学歴や現時点での地頭の良さではなく、あくまでも習慣として身につけているということです。社会人の学習は成績を得るものではなく、直面する課題に対応する自分の能力を向上し続けることが主となります。様々なエグゼクティブへのインタビューを総括すると、以下の2つの特徴が見られます。①テーマを決めている②学習方法は自分なりのスタイルテーマとは、「会計」「マーケティング」「英語」「会社法」「WEB」「国際情勢」「健康」「リベラル・アーツ」であったりと様々ですが、設定期間についても3年、1年、半年、四半期、1ヶ月と様々です。皆それぞれ、実践で課題と思われる分野を徹底的に磨き...18Oct2015NEWSエグゼクティブの行動習慣
転職回数や職歴の短さがなぜマイナス評価になるのか?【転職ノウハウ】それは、「仕事に対する価値観やスタンスといったものが弱い」と判断されるからです。それが結果として「環境変化に弱い人材」とみなされます。厳しい言い方をすると「この方は、おんぶに抱っこタイプの人なんだろうな」と一瞬にして思われている、ということです。なぜか?人間の本質として、人生が順調な時には条件(給与等)についてきます。ところが、逆境や苦しい時にはビジョンや志、働く意義といったものについてくるようになります。人生もビジネスも苦しい時に真価が問われます。人は人生の苦しい局面を経て、自分の支えになるものや価値観と向き合うことができます。人も企業も同様です。市場が伸び続けて、業績が好調な企業にビジョンや理念がなく、又はあったとしても軽々しく...17Oct2015エグゼクティブ・コーチングNEWS転職ノウハウエグゼクティブの行動習慣
自分らしいキャリアを歩む3つのステップ【キャリア成長戦略】キャリアとは、仕事のみならず人生の役割全体をいいます。人生のステージや環境において、役割が変わっていくのがキャリアです。メディアなどでは、あたかもロールモデルが一つであるかのように固定化された「キャリアの成功」が謳われますが、これはメディアの立場でのマーケティング戦略の一貫ですから、致し方のない状況かも知れません。但し、現実社会で生き抜くためには、メディアが謳う「キャリアの成功」を鵜呑みにするのではなく、自分らしいキャリアを見出していく必要があります。自分に相応しい生き方やキャリアを知り、理想を実現するために真っ当な努力を継続していく必要があります。では、どうすればよいのか?以下の3つのステップを習慣化することをおすすめいたします。...16Oct2015エグゼクティブ・コーチングNEWS転職ノウハウエグゼクティブの行動習慣
アナログ時計で人生の残り時間を意識する【エグゼクティブの行動習慣】あなたの人生は今、何時でしょうか?そして、あとどれくらいで人生が終わるのでしょうか?これは老舗企業の経営者が行なっている習慣についてのお話です。その方は時計を見る時、単に時間を確認するだけにとどまらないそうです。アナログ時計の60分間の目盛りを「キャリア人生60年」と捉え、常に自分の年齢を可視化し、危機感を維持し続けているそうです。あなたが、37歳であれば37分の目盛りであるということです。そして、残り23分間のビジネスの現役時間ということです。残り時間で何をすべきか?目的や目標を持つビジネスパーソンは、常に減価方式で自身を動機付けされているようです。これからは、時計を見る度に自分の人生の現在地を確認し、「私の残り時間をどう過ごすべ...15Oct2015エグゼクティブ・コーチングNEWSエグゼクティブの行動習慣
50代以降のキャリアは守りを堅める【キャリア成長戦略】現代は、70歳前後まで現役で働き続けるための計画が求められる時代です。ビジネスパーソンにとっては、本当に大変な時代です。ところが、テクノロジーの発達、求められるビジネススキルの変化によって、50代以降のビジネスパーソンのキャリア・リスクは益々拡大しています。どういうことか?チャンスが目減りしていく傾向が拡大する、ということです。それは、「50代以上のビジネスパーソンは、価値目減りの危険性がある」ということです。大局的な流れでは、益々、人的資本が調達しやすい世の中になります。業界によって濃淡はありますが、事業経営上の資源の一つであるヒトの調達や教育に関して、活用のスピードが上がっているということです。業界、企業で長く経験を積まれたビジ...14Oct2015NEWS転職ノウハウエグゼクティブの行動習慣