キャリアプランを考える4つのステップ

自分らしいキャリアを客観的に考えることはできますか?


キャリアプランは、ただ漠然と考えているだけでは何も進まないものです。


おおよそ自分が望むキャリアイメージを捉えることができたのであれば、次のステップはそのゴールに向かう達成シナリオを描くことです。


漠然と努力しても検証や行動改善のための情報が取れず、努力だけはしているものの、、、といった状態になりかねません。


4つのステップとは以下のようなものです。


①現状分析

 今、現在の自分の状態を可能な限り定量化して把握することです。

年齢、年収、キャリア実績、強み・弱みといった点をノート等にランダムに書き出してみると良いかも知れません。

ここでは、考え方や思いなどの定性的なものは省き、できるだけ現実を直視できる自分に関する情報を書き出してみることです。


②重要な要素特定

 自分の人生やキャリアにとって重要な影響を及ぼすと思われる要素を幾つかに絞り込むことです。例えば、ある特定分野を延ばす事によって収入も増え、自己投資額を増やす事によって相乗効果を生み出す、などです。

現状分析で書き出した要素の関連性を眺めてみて、一点突破全体最適が可能なものを見出すことです。


③成長ストーリーを描く

 上記の自分にとって重要な要素を延ばしながら、望むゴールへ向かうイメージを時間軸(年齢)と重ね合わせ、現実的に描いていくことです。

時間条件によって、残念ながら諦めるべきルートもあるかと思いますが、最初は空想的でも良いので、徐々に現実的なストーリーに落とし込むことが大切です。


④習慣化

 実行にあたり障壁となるものを明確にし、日々のスケジュールに実現のためのタスクを入れていきます。

望むゴール、現状、重要な要素、成長ストーリを定期的に見直しつつ、行動習慣化していくことが求められます。

また、キャリアのモデルとなる情報に日々接することで、自身の成長とともに人生の目線(目標)を上げて行くことが大切です。

理想はひとっ飛びには叶うことはありませんが、そこに向かう道を成長実感を喜びに変えていくことが求められます。


まずは現実を直視するために現状分析から自分と向き合っていただけますと幸いです。


日々、精進です。

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