私達は1日平均で約6000回もの潜在意識下での選択を行なっているそうです。
朝、ベッドからどちらの足から降りるのか、水を飲む、出かける際に右足から靴を履く、など日常の習慣も含めて1日6000回の選択が結果を形成しています。
まさに、今の自分の状態はこれまでの「選択」の蓄積によって成り立っているということです。
では、「選択・決断」の際にどのようなステップを踏めばいいのか?
2つのポイントがあります。
①目標をハッキリさせる
自分の目標(ゴール)をハッキリさせておくこと。
今日一日の目標でも、今週、今月、今年、数年先など、自分の尺度で目標をハッキリさせておくこと。
それが、選択・決断の質を高めるための軸(判断軸)を形成していきます。
例えば、目標が変われば朝起きる時間も変わります。休日もゴロゴロすることもなくなるでしょう。
選択・決断に悩む前に、「私の目標って何なんだろう?」と向き合ってみることです。
②自分軸でメリット・デメリットをハッキリさせる
まず、その選択が自分の目標に対して全く影響を及ぼさないものであれば、選択自体に悩んでいる時間はないため、どうでもいいという判断をすべきです。
人生には大切な選択・決断をしなければいけないことが沢山あります。
どうでもいい要素に悩む時間を捨てていくこと。判断をしない要素を決めていくことも大切です。
また、一般論でのメリットや感情で判断するのではなく、「自分の目標に対してメリットか?デメリットか?」という視点で考え抜くことです。
私達はどうしても回りの人間関係に影響されますので、自分の選択・決断によって説明や説得にかかる精神的負担から、メリットのある選択・決断を放棄してしまうことも多々あります。
人間関係を全く無視することもできないため、その影響もデメリット要素として取り入れながら、自分の選択の全体俯瞰をし、決断をしていくことが求められます。
100%メリットだけの選択はありませんし、それは非常に怪しいものと疑った方がいいでしょう。
ただ、感情に任せて反応をするのではなく、自分を取り巻く要素(メリット、デメリット)を洗い出し、その上で目標に相応しい選択をとっていくこと。
意味のない選択・決断には時間と労力を浪費しないこと。
選択・決断の質を数%でも向上させることができたなら、人生の可能性は大きく広がるのではないでしょうか。
選択・決断の習慣化を意識していきたいものです。
日々、精進です。
0コメント