エグゼクティブの特徴の一つとして、
学習能力が挙げられます。
これは、決して過去の学歴や現時点での地頭の良さではなく、あくまでも習慣として身につけているということです。
社会人の学習は成績を得るものではなく、直面する課題に対応する自分の能力を向上し続けることが主となります。
様々なエグゼクティブへのインタビューを総括すると、以下の2つの特徴が見られます。
①テーマを決めている
②学習方法は自分なりのスタイル
テーマとは、「会計」「マーケティング」「英語」「会社法」「WEB」「国際情勢」「健康」「リベラル・アーツ」であったりと様々ですが、設定期間についても3年、1年、半年、四半期、1ヶ月と様々です。
皆それぞれ、実践で課題と思われる分野を徹底的に磨き込むことで、現実社会で壁を突破したい、何かを成し遂げたい、といった明確な課題からテーマを割り出しておられます。
また、学習方法についても個々それぞれの習慣を確立されているようです。
肌感覚で目に付く情報(街歩きや観察)から思考される方や、パッケージ化されたビジネススキルをインストールするタイプ、また場所についても自宅やカフェ、職場、通勤電車など様々です。
固定化されたパターンというものはなく、学習方法についてもケースバイケースで肌感覚で取り入れているようです。
エグゼクティブが何か特別な手法を持っている訳ではありません。
結論として、私に合う学習方法を探すのではなく(それを教えてくれる場はない)、テーマを決めて、動いてみるということが重要なようです。
上記のことから、私達もあまりかしこまらずに「自分が今、直面するテーマ」を意識し、様々な方法を日々試行錯誤するという「学習習慣化」から始めていきたいものです。
日々、精進です。
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