キャリアの棚卸し3つの要素【キャリア成長戦略】

キャリアの棚卸し。

多くの方が、転職を考え始めた際に直面する悩みの一つでもあります。

職務経歴書を作成するだけではなく、面接時に簡潔なアピールができるようにロジカルに整えていく必要があります。


では、どのような要素から棚卸しをしていけばいいのか?


私の仕事は「誰に?」「何を?」「どうやって?」貢献しているのか?

を整理していくことでスムーズな棚卸しが可能になります。


・「誰に」

営業職であれば、個人・法人、富裕層なのか大手企業、中小企業、特定業界向けなのか?といった自分の職務の提供先を明確にすることです。

コーポーレート職(人事や経理など)であれば、自分が所属していた企業が大手企業か、中小か(企業規模)、業種やビジネスモデル(製造業か、サービス業か、など)などの棚卸しをしていく必要があります。


・「何を」

これは、自分の職務で求められる内容、成果、及び目標に対する実績です。

内容に関しては、特定製品やサービス、ソリューションそのもの。

コーポレート部門であれば、様々な項目があがるかも知れません。

(単に人事といったものではなく、労務関連、制度設計、採用など多少細かく分けていく)


・「どうやって」

実績をあげた要因を明確にすることです。

自分の職務上の強み(勝ちパターン)とも言えます。

営業職であれば、その業界特有の営業スタイルに対し、自分が行なってきた創意工夫。そして成果に対する相関関係まで棚卸しできると良いかと存じます。

専門職であれば、自分の専門知識を高めるために行なってきた努力を「具体的な行動で」棚卸ししておくことをおすすめします。自己成長のために自分に課してきた習慣を具体的に棚卸しできると良いかも知れません。


なぜ、上記3点からのキャリアの棚卸しが重要なのか。


それは、採用選考を行なう企業側の評価視点そのものだからです。

自分のキャリアの棚卸し、職務経歴書のフォーム、面接対応などは全て相手により良く理解してもらうために考え抜かれたものではなくてはなりません。


くどいアピールは必要ありません。

相手が擦り合わせしたいと思っているポイント。

それを明確にするための棚卸しをしておくことが重要です。


社会的な貢献活動は全て「誰に」「何を」「どうやって」の軸で捉えることが可能です。

自分らしい人生やキャリアを考える上で、経験を積み重ねると共に自分にとって心地良い場を考えていく必要があります。


日々、精進です。

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