自分自身を企業に例えてみると、それぞれ個性的な強みが垣間みられます。
行動派、知的派、貢献派、派金主義、傍観主義などなど無限の個性があります。
ただ、どの生き方においても「生き抜くための戦略」が求められます。
日本という変数の少ない平和な国に生まれたがために、私達はこの「生き抜くための戦略」というものに無頓着になりがちです。
ビジネスの世界でリーダー層、エグゼクティブ層に着任した瞬間に「リアルな戦略が求められる世界」に驚き、戸惑うビジネスパーソンも多く見受けられます。
ビジネス社会において、自身の戦略なきものは、他者の戦略に従って生きるしかありません。
何かを成し遂げるための戦略は、自身の内から生み出していかなければなりません。
「リアルな戦略」とは、ビジネス書やMBAの奇麗なケーススタディを真似していても機能しないものです。リアルな現実はゲリラ戦の様相を呈しています。
一歩踏み込んで「完全にオリジナルな戦略」を生み出せないビジネス・リーダーは、早晩、その存在価値を失っていきます。
自分自身の人生においても、オリジナルな戦略を生み出すために自分自身の中に「経営企画部門」なるものを意識して作っていくことが大切です。
先ずは、週末などのまとまった時間を確保すること。
そして、以下のような未来を創造する思考をしてみることです。
・自分の人生の願望の明確化(理想的なライフスタイル)
・現状把握(解釈判断が入らない事実ベースを直視する)
・願望達成へのシナリオ策定
・行動のスケジュールへの落とし込み
・行動結果の検証
キャリアや人生は、突発的にその都度対処していては遅いものが多々あります。
理想的なライフスタイルを実現するためには、長期でじっくりと投資していくものを見極め、自分なりの成長戦略をしっかりと実行していくことが求められます。
自分の人生にとって最適な戦略、生活習慣、それらを生み出すために自分の人生だけのために機能してくれる「経営企画部門」なるものを設立し、中長期の人生戦略と向き合ってみてはいかがでしょうか。
休日は自分の人生を飛躍する機会に出会うチャンスでもあります。
小さな行動習慣から、大きく運命を変えていただければ幸いです。
ビジネス・エグゼクティブの多くは、休日に自己と向き合い、人生のゴールや現在地の確認、人生戦略の見直しや軌道修正、未来への戦略策定を行なっています。
運命は「休日の思考習慣」から変えていけるようです。
日々、精進です。
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