本日の日経新聞でも取り上げられておりましたが、事業継承に関わる相続税問題が経営者を悩ませています。
人材業界でもここ数年、中小企業からの経営者ポジションのご依頼も増えております。
但し、日本国内265万社のうち5人に一人が70歳以上の経営者(約50万社)であるという点で、経営者市場にも構造的な問題が起こりつつあるようです。
「企業価値評価にともなう相続税の多大な影響」「経営者に相応しい人材の不足」「産業構造の変化に適応できない事業モデル」等々、複数の問題が現状を浮き彫りにされております。
しっかりと地場に貢献し、雇用を生み出されてきた企業をどう継承していくのか。
これらは、我々人材ビジネスに携わる者も真摯に向き合い、解決してくべき課題です。
若年層ビジネスパーソンに至っては、サラリーマン社長を目指すのではなく、今後は中小企業経営のエグゼクティグを目指すためのスキルアップも一つの選択肢です。
大局的な世の中の流れを読み取り、適切な準備をしていく。
毎日少しずつでもコツコツと自分に対する投資を継続していくことが求められます。
日本が世界トップクラスの経営者市場になるように!
日々、精進です。
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